息子が通う幼稚園は、週に2回、お弁当の日があります。
そんなお弁当作りに、ちょっとした悩みがありました。
それは、お弁当を作るたびにバタバタとモノを出し入れしていること。
収納スペースは割とすっきりして、出し入れ自体はしやすかったんです。
それなのにお弁当作りでバタバタしてしまったのはモノのグループ分けが原因でした。
今回はお弁当作りがラクになった我が家の収納とモノのグループ分けを紹介します。
収納の仕組み自体は変えてませんが、グループを見直しただけで週2回、朝のバタバタの改善になりました!
これから片付け・収納を見直そうと思っている方はもちろん、何となく使いづらいな…という方にも読んでいただけると嬉しいです。
モノのグループ分けは動きを意識しよう
使いやすい収納のコツに、モノのグループ分けがあります。
同じタイミングで使うモノをまとめると準備も片付けもラクになるので、片付け・収納のときには意識したいポイントです。
たとえば出かけるときにカバンに入れる財布やハンカチなどを同じ場所にまとめていたら、出かけるときの準備がラクになります。
このように使うタイミングや準備・作業の動きにあわせた収納を意識するのがおすすめなんです。
私のお弁当グッズ収納はモノの種類でグループ分けしていたんですが、お弁当作りという動きにあわせたことで大変さが改善されました。
我が家のお弁当グッズ収納とグループ分けのコツ
モノの種類でのグループ分けが使いづらさの原因だった
以前までの収納は、お弁当のおにぎりを作るときにいろんなところから、いろんなモノを出し入れすることが大変だと感じていました。
台所で使うモノはだいたいラックにしまっています。

のりが入っている乾物類はここ。

ラップやアルミホイルはここ。
一見すっきり収納しているように見えるんですが、お弁当を作るには大変な収納になっていたんです。
これまでは【乾物類】【ラップ類】とモノの種類でグルーピングしていました。
それこそがおにぎりを作るたびにいろんなところからモノを出す原因になっていたんです。
使いづらさの原因は、いろんなところからモノを出し入れする必要があること。
この使いづらさを解消していくためにはどうすればいいか?考えていきます。
動きにあわせた【お弁当を作る】というグループ
これまでは【乾物類】【ラップ類】というモノの種類でグルーピングをしていました。
だけど私に必要だったのは【お弁当作り】というグルーピングでした。
仲間分けをするとき、無意識にモノの名前・種類など名詞でグルーピングしがちですが、使いやすくするためには動きでグルーピングすることがポイントです。
こうして【お弁当を作る】というグルーピングで、お弁当グッズがひとつのカゴにまとまりました。

もともと中に入っていた
- お弁当箱
- おかず用シリコンカップ
- おにぎり型
に加えて
- おにぎり用のり
- おにぎり用アルミホイル
を追加しました。
このグルーピングにするにあたって、お弁当専用のアルミホイルとのりを新しく買いました。
以前までは、【兼用】を選んだ方が作業が効率よくなるんじゃないかと思っていました。
だけど最近は
- モノを収納する場所
- モノを使うタイミング
- モノを使う頻度
によっては、専用のモノを買った方が作業の効率化につながるんだなとも感じています。
出し入れしやすく、お弁当作りがスムーズに進む収納に
グルーピングを見直したことで、週2回のお弁当作りがスムーズになりました。

カゴはシンクの後ろの食器棚に入っています。
少ない動きで出し入れできるので便利です。

最近のお弁当作りの光景です。
シンク横のスペースにカゴをひとつ置くだけで、お弁当グッズがそろうようになりました。
狭い台所を有効に使えるようになったし、モノの出し入れも最小限で済むようになったので、お弁当作りの負担を減らすことができました。
準備・片付けがしやすいグループ分けを考えてみよう
今回はお弁当作りがラクになる、我が家の収納とグルーピングを紹介しました。
収納自体はすっきりしていたので「何で出し入れが大変なんだろう」と思っていましたが、グルーピングを見直すだけで使いやすい収納になりました。
モノは種類ごとに分けがちですが、大事なのは動きにあわせてグルーピングすること。
動きにあわせたグルーピングで、準備・出し入れ・片付けがラクになりますよ。
毎日おうちで過ごす中で「ちょっと使いづらいな…」と思ったらグルーピングを見直してみるのもおすすめです。