モノの収納場所=定位置が決まっていると、悩む・迷うことが減って片付けやすくなります。
逆に定位置が決まっていないと
- 必要な時に見つからない
- 支度に無駄な時間がかかってしまう
- 戻す場所がなくてテーブルや床に置きっぱなしになってしまう
このような問題が起こってしまうことも。
今回は暮らしやすくするためには欠かせない、モノの定位置を決める3つのポイントを紹介します。
散らかりにくくなるモノの定位置3つのポイント
1:使う場所に近いところ
1つ目のポイントは、モノを使う場所に近いところを定位置にすること。
モノを使い終わったあと、しまう場所が遠いと…ちょっとめんどくさいですよね。
しまうのが大変・めんどくさいとモノの出しっぱなしの原因になってしまうので、使ってするにサッとしまえる場所に定位置を決めるのがおすすめです。
我が家の救急セットは、使う場所にあわせて2ヶ所に分けて収納しています。

コップと水が必要な薬類は台所に。

ばんそうこうや体温計は息子でも出し入れしやすいようにリビングの引き出しにしまっています。
これまでは「救急セットは1つの箱」と思い込んでいて、全部を台所の棚の上に置いていました。
(高い位置なのは息子の誤飲防止のなごりです)
だけどそうすると、体温計をしまうのが大変でどうしても出しっぱなしになっていました。
体温計はリビングで座って使う→机に置きっぱなしのパターンだったので、このように2ヶ所に分けることで体温計の出しっぱなしがなくなりました。

2:「よく使うモノ」と「あまり使わないモノ」
2つ目は、「よく使うモノ」と「あまり使わないモノ」でモノの定位置を分けること。
先ほどの救急セットでもお話しましたが、同じ種類のモノは1ヶ所にしまう…という思い込みはありませんか?
そんなときに考えたいのが、モノの使用頻度です。
私は裁縫セットを使用頻度で分けてみました。

この箱は机の上に置いていて、ボタン付けやほつれを修繕するときに使っています。
これ以外にも
- ハンドメイド用に多めのまちばり
- ゴムひもや掛けひも
- マジックテープ
などがあったんですが、使用頻度が低いので押し入れにしまうことにしました。
普段使いの裁縫セットがスッキリ収まって、ひとつひとつのアイテムも出し入れしやすくなりました。

3:同じタイミングで使うモノ
3つ目は、同じタイミングで使うモノの定位置をまとめること。
もし同じタイミングで使うのに収納場所がバラバラだったら、
- 使うたびにいくつも引き出しを開け閉めする必要がある
- 片付けるときにうろうろ動く必要がある
このような不便さが。
同じタイミングで使うモノでグループ分けしてまとめることで、出し入れしやすさ・使いやすさ・片付けやすさがグッとアップします。
我が家の、息子のお弁当を作るときのアイテムたち。
実は以前まではグループ分けがうまくいっていなくて、週2回のお弁当作りが大変でした。
それを解消するきっかけになったのが、グループ分けを変えたこと。
これまで「乾物」にまとめていたおにぎり用のりと、「ラップ類」にまとめていたアルミホイルを「弁当用アイテム」としてまとめることにしました。

こうすることでカゴを1つ出すだけでお弁当作りに必要がアイテムがそろうので、出し入れがしやすくなりました。
今まで、のりは乾物グループという思い込みがあったんですが、「弁当用アイテム」というグループもあるんだなと気付けたできごとです。

定位置を制する者は片付けを制する

今回は快適な暮らしに近付く、モノの定位置を決めるポイントを紹介しました。
毎日使うモノの出し入れ・片付けをラクにするには、悩んだり迷ったりするエネルギーを減らす必要があります。
モノの定位置が決まっていると、頭で考えなくてもサッと出し入れすることができるので、ぜひ「これはどこに置いたら使いやすいかな?」と考えてみてください。