私は片付けで暮らしも気持ちもすっきりしたというメリットを感じているので、周りの友人に片付けの良さを話したりアドバイスをしたりすることがあるんですが、
- 「片付けってどこからやればいいの?」
- 「一度手を付けても中途半端になりそう」
- 「片付けって難しそう」
このように言われることもあります。
そこで今回、これから片付けをやってみようかなと最初の一歩を踏み出そうと思っている方におすすめな、冷蔵庫の片付けを紹介します。
片付けに慣れていない人にとっては始めるまでのハードルも高く途中の挫折も心配になると思いますが、冷蔵庫の片付けは初心者さんでも取り組みやすいポイントがたくさんあるのです。
それでは片付け初心者さんになぜ冷蔵庫の片付けがおすすめなのか解説していきます。
片付けの手順をおさらい
片付けの手順をざっくりおさらいすると
- モノを全部出す
- 要・不要や使う頻度で分ける
- 必要で残したモノを収める
このようになります。
片付けでモノを全部出すことも、モノを分けることも、モノを収めることも、なんとなくややこしくて難しそうですよね。
特にこれまで片付けで挫折した経験がある人は、片付けのハードルは高いと思っているかもしれません。
なのでまずは冷蔵庫で片付けの練習をしていくのがおすすめです。
冷蔵庫の片付けは短時間で区切りやすい
片付けの一歩を踏み出せない原因のひとつが時間です。
- 片付けにまとまった時間が取れない
- やり始めたら時間がかかりそう
- 時間内に終わらせないと結局散らかったまま
このように片付けの時間がネックで踏み切れない場合があります。
確かに、モノを全部出しましょう!って言われてもちょっとためらっちゃいますよね(私も講座を受けてびっくりしました!)。
冷蔵庫は他の収納スペースと比べて範囲が広くなく、また、
- 「今日はドアポケットを片付ける」
- 「今日は上の段を片付ける」
このように区切りが付けやすいので小さな範囲から始めることができます。
冷蔵庫の片付けは広すぎない範囲を短時間で小さく始められるのでおすすめです。
冷蔵庫のモノは要・不要の判断がしやすい
片付けをしていてあるあるなのが、
- 「まだ使えそうだから」
- 「いつか使うかもしれないから」
という理由で減らしたいと思ってもモノが減らないということ。
この手放すか手放さないか考えるのにも時間がかかっちゃうのが片付けのためらいポイントですよね。
自分の中にはっきりとした判断基準があれば分けるのもラクなんですけど、最初のうちはなかなか難しいもの。
冷蔵庫のモノは賞味期限という明確な判断基準があるので、要・不要を迷わず分けることがあまり難しくないんです。
賞味期限が1年前のテンメンジャンを見て「まだ使えるかも~」って思う人はいないと思いますしね……!(※我が家の実話です)
モノを分ける練習にも食品はおすすめです。
分けたモノを冷蔵庫にそのまま収められる
生活雑貨の片付けだと、モノを分けたあとに収納する場所を変えることがあります。
たとえば、
- 使用頻度の低いモノを納戸にしまう
- モノのグループ分けを考え直す
このように暮らしを最適化するために、モノを分けたあとにも一仕事あるのです。
それに比べて冷蔵庫の片付けは分けたモノをそのまま冷蔵庫に収めればいいので、収納場所を大きく変える必要がありません。ラクですね!
収納場所を改めて考える必要がないのも片付け初心者さんにおすすめのポイントです。
迷う・悩むが少ない冷蔵庫の片付けから始めてみよう
今回は片付け初心者さんにおすすめな冷蔵庫の片付けを紹介しました。
- 短時間で区切りやすい
- モノの要・不要の判断がしやすい
- 分けたモノをそのまま収められる
冷蔵庫の片付けは範囲も広すぎず、賞味期限という明確な分ける基準があり、迷ったり悩んだりするのが少ないので片付けやすい場所のひとつです。
片付けは難しいという印象があるかもしれませんが、一度体験して暮らしがすっきりしたのを感じていただければ、もっといろんな場所を片付けたくなりますよ。
だからまずは、
- 短時間から
- 広すぎない範囲から
小さく始めるのがおすすめです。
ぜひ冷蔵庫の片付けで小さな成功体験を感じてみてください。