- 毎日頑張るぞ!と思っても三日坊主で終わってしまう
- 毎日続けるって難しそう
毎日続けたいと思っていても、やる気がなくなってしまったり、ちょっとしたことで途切れてしまうとそのまま自然消滅してしまったり、なかなかうまくいきませんよね。
私もライフオーガナイザー®講座を受けて片付けられるようになった直後、
と意気込んだものの、
そんな流れで挫折したことがあります。
続けられないのはズボラな性格のせいだと思っていましたが、実は習慣化を身に付けるためにはちょっとしたコツがあったのです。
この記事では私が片付けを習慣化できるようになったきっかけとなった、
石川善樹さんの『疲れない脳をつくる生活習慣』
を参考に、新しい習慣を身に付ける3つのコツを紹介します。
習慣化を身に付けるとラクに行動を起こすことができるので、理想へのアプローチもしやすくなってオススメです!
習慣化すれば意思に頼らなくても継続できるようになる
習慣化できている状態とは、
- 無意識にできる
- 自動的にできる
- 頭で考えずにできる
このようなことを指します。
例えばいつものスーパーに買い物に行くとき。
音楽を聴きながらや考え事をしながらでもスーパーにたどり着けると思います。
「次は右!」「ここはまっすぐ!」なんて毎回頭で考えながら歩くことはないはず。
頭で考えなくても自動的に体が動いてくれるので、習慣化した行動は考えるエネルギーをあまり消費せずに済みます。
習慣化を取り入れると、
- 考えることなくラクに継続することができる
- 節約できたエネルギーを自分のやりたいことに使える
このようなメリットが生まれます。
新しい習慣を身に付ける3つのコツ
ここでは石川善樹さんの『疲れない脳をつくる生活習慣』で挙げられている、「新しい習慣を無理なく身に付ける3つの方法(P51~)」を紹介します。
この本では瞑想の習慣をつける方法として取り上げられていますが、暮らし全般に使えることばかりです。
1:少しずつ始める
1つ目のポイントは「少しずつ始める」こと。
いきなり「毎日、30分の瞑想を続けるぞ!」と意気込んでも、ほとんどの人は三日坊主で終わってしまいます。それは、習慣を司る脳の部位は、新しい変化を極端に嫌うからです。
引用:『疲れない脳をつくる生活習慣
』
新しいことをはじめようと思ったときつい大きな行動目標を立ててしまいがちです。
でもそれは三日坊主や挫折の原因です。
まずは脳が負担を感じない程度の小さなことから始めるのがいいと言えます。
大きなことをやるよりも、小さなことを継続することが大事です。
2:いつもの習慣の「ついでに」始める
2つ目のポイントは「いつもの習慣のついでに始める」こと。
少しずつ始めるのに格好のシチュエーションは、何かの「ついで」に組み込んでしまうことです。
(中略)
毎日の習慣の「ついで」を見つけて、5分の瞑想を忍び込ませる。
引用:『疲れない脳をつくる生活習慣
』
新しいこと単体で続けるのは難しかったりめんどくさいかもしれません。
それを元からある習慣とくっつけることで習慣化しやすくなります。
毎日当たり前のように行っている、
- トイレに行く
- 歯を磨く
- 顔を洗う
- 台所に行く など
このような生活習慣とくっつけてみるのもいいかもしれません。
普段の習慣とくっつけてラクに行動を起こしていきましょう!
3:本来の目的以外の喜びを得る
3つ目のポイントは「本来の目的以外の喜びを得る」こと。
最後に、「本来の目的以外の喜び」を得られるようになると、新しい行動が続きやすくなります。この点で、瞑想はいろいろな目的からおこなっても、それ自体でリラックスした気分をもたらしてくれますので、非常に続けやすい習慣といえるでしょう。
引用:『疲れない脳をつくる生活習慣
』
片付けの目的がキレイな部屋だけではなく「暮らしの最適化」であるように。
ダイエットの目的が痩せることだけではなく「かわいい服を着てオシャレをする」であるように。
目的の向こう側にある理想の暮らしに目を向けると習慣化しやすくなると言えます。
ぜひ理想の暮らし・理想の自分に向かうための習慣化を目指していきましょう。
習慣化を取り入れてラクに理想にアプローチしよう
今回は石川善樹さんの『疲れない脳をつくる生活習慣』を参考にして、新しい習慣を身に付ける3つのコツを紹介しました。
- 少しずつ始める
- いつもの習慣の「ついでに」始める
- 本来の目的以外の喜びを得る
習慣化や続けることは難しいことと思いがちですが、コツをつかむことでエネルギーを消費することなくラクに行動を起こすことができるようになります。
あなたが習慣化したいことは何ですか?
まずはそれを小さく、少しずつ始める方法をぜひ考えてみてください。