9月1日は防災の日ですね。
以前から見よう見まねで非常食や水などは備えていましたが、「これでは足りない」と心から思ったのが、2018年の北海道胆振東部地震。
住まいやモノの被害はなかったものの、24時間の停電を経験して困ったことや不安に思ったことはいろいろありました。
この24時間の停電を経験して購入したもののひとつが、防災用品としてのポータブルラジオ。
今回はもしものときに役立つ機能がたくさんあるソニーのポータブルラジオを紹介します。
実際に停電で不安に思ったことを解消するために購入したラジオなので、私の経験が誰かのお役に立てれば嬉しいなと思います。
24時間の停電を経験したからこそ欲しかった機能

北海道胆振東部地震では当時幼稚園児の息子と2人で24時間の停電を経験しました。
その時に不安に感じたのが、
- スマホの充電が心もとなかったこと
- 公的な情報を得られなかったこと
でした。
普段はテレビやネットニュースを見ることが多かったのですが地震の直後に停電となり、それ以降はテレビが見られなくなってしまいました。
心もとないスマホの充電をノートパソコンのバッテリーで充電しながら自宅待機をしていたんですが、結構不安をあおるような情報も流れてきたんです。
流している人の中には良かれと思っている人も多いとは思うんですが、やっぱり公的な機関からの情報を得たいなと強く思いました。
防災用品として食料関係は備えていましたがラジオはなかったので、この経験を機にラジオの購入を検討。
- 防災用品として売られているラジオ
- 電池がなくてもスマホが充電できるもの
このようなものを探していたときにソニーのポータブルラジオに出会い、購入に至りました。
ラジオ・LEDライト・スマホ充電の1台3役が嬉しい
このポータブルラジオは災害時に役立つラジオ・LEDライト・スマホ充電の機能がついています。
ラジオ

AM/FMともに聞くことができるラジオは災害時に情報を得るために欠かせません。
LEDライト

前面にLEDスポットライトと、

上部にはソフトライトがついています。
地震の停電の時は日没とともに布団に入ったんですが、こういうラジオをライトが一体化したものがあったらより不安が少なく過ごせたのかなと思っています。
スマホ充電
そして! これがラジオの中でも重視した機能である、充電機能です。

USBケーブルを差し込めるので、もしものときのモバイルバッテリーとしても役立ちます。
しっかりとした専用のモバイルバッテリーも持っておきたいなと思っており、そちらも今検討しているところです。
手回し充電対応で、電池がなくても使える!

ラジオ・ライト・スマホ充電の機能を使うにあたってハンドルを手で回して充電できるので、電池がなくても使えるのも嬉しいポイントです。

電源を切り替えることができ、
- 内蔵充電池
- 単三電池
どちらで動かすかを選ぶことができます。
電池も、普段から家にある単三電池が使えるのは嬉しいですし、電池がなくても手回しで使えると思うと安心感が増します!
電池の持続時間は、手回し充電1分間につき
- AMラジオ:約70分
- FMラジオ:約50分
- ライト:約15分
このくらいの時間使えるそうです。
保管方法とチェックの頻度が重要
普段使いはしないけれど、もしもの時にはすぐに使いたい防災用品。
もしもの時に慌てずに使うためには保管方法とチェックの頻度が大切になってきます。
ソニーのサポートページによると、
1年に1度はおすすめの速さ(1秒間に2回転)で1分以上、手回し充電をしてください。
このように書かれています。
9月1日は防災の日ということで、年に一度、ちゃんと使えるかどうかをチェックすることが大事です。
また保管方法については、
本機を長期間使わない場合は、内蔵充電池の劣化を防ぐため、単3形電池を取りはずし、電源切換スイッチを「単3形電池」に切り換えてください。
このように書かれています。
確かに、電池を入れっぱなしにしていて、もしものときに電池が液漏れしていたら、余計に慌ててしまいそうです……!
長期間保管するときは、
- 単3形電池を取り外す
- 電源切換スイッチを「単3形電池」にする
一見小さなことかもしれませんが、長期間使わない可能性があるので、長持ちさせるためには保管方法にも気を付けていきたいです。
必要な機能を手元に置いておく
今回は北海道胆振東部地震をきっかけに購入したポータブルラジオを紹介しました。
防災用品は見よう見まねで備えたつもりになっていたんですが、実際に経験してみるとまだまだ足りないなと実感することもまだあります。
このラジオもそのひとつです。
もしものときに生き延びれるもの・不安を軽減できるもの・安心できる機能があるもの。
災害を乗り切るために自分にはどんな機能が必要なのか、というのを考えるのも防災・減災の一環として大事だと感じています。
もしものときに慌てないためにも、防災用品のチェック・購入検討をぜひしてみてください。
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