何かを始めよう!毎日続けよう!と思っても、習慣化するのはなかなか難しいですよね。
片付けも同じで、
- 毎日寝る前に机の上を片付けて
- 台所の食器も片付けて
- 床も拭けたら最高!
なんて思っても結局続かずに三日坊主、なんてことが何度もありました。
そんな私が変われたのはムリなく続けられる方法を知ったからでした。
習慣化のために頑張ろうとしても挫折の日々。
それが今では気合を入れなくても、ゆるくムリなく片付けを続けられるようになりました。
ここでは習慣化するまでにムリなく続けるための心がけを紹介します。
片付けよう!と意気込んで挫折したことがある頑張り屋さんのヒントになればうれしいです。
習慣化に大切なのは小さくても続けること
片付けのような行動習慣は習慣化までに約1か月かかります。
なので大切なのは習慣化するまでは、小さくても続けることです。
習慣化を目指すときに「頑張ろう!」と思いつつもすぐに挫折してしまうことはありませんか。
その原因のひとつと言われているのが、恒常性という人の性質です。
恒常性とは「現状を維持しようとする人間の性質」のこと。
変わるために頑張ろう!と思ったときに、脳や体が「変化を避けよう」をはたらいてしまうのです。
習慣化に大切なのは頑張ろうと気合を入れることではありません。
脳や体に負担をかけない程度に、小さくても毎日続けることです。
無理なく習慣化するまでに心がけたこと
ここでは片付けを無理なく習慣化するまでに心がけたこと、
を紹介します。
小さくはじめる
1つ目は小さくはじめること。
人間には現状を維持しようとする性質があるので、最初から大きなことをはじめようとすると脳や体が拒絶してしまいます。
これが挫折の原因とも言われています
なのでまずは脳や体に負担がかからない程度の小さなことからはじめるのがおすすめです。
私の片付け習慣は、1日10秒、リモコンをしまうことからはじまりました。
「え?こんなに小さくていいの?」という感じですが、毎日続けられたことで、「私でも片付けられるんだ」という小さな自信につながっていきました。
「物足りないな」と思うようになったら、小さくステップアップする合図です
私の片付け習慣はリモコンを2つ片付けられるようになってから、だんだんと机の上や食器かごなど片付けの範囲が広がっていきました。
いきなり大きなことをはじめるのは挫折の原因になってしまうので、まずは1個の物・1つの場所・1分間だけというように、小さくはじめてみてください。
今ある習慣とあわせる
2つ目は今ある習慣とあわせること。
新しいことをはじめるのは時に腰が重くなってしまうこともあります。
最初は「あー、片付けなきゃ」という気持ちになっていました
新しい習慣は今ある習慣と紐づけることで、
(今ある習慣)をしたら(新しい習慣)をする
という行動のきっかけにつながります。
私の場合、寝る前に片付けの時間を作りたかったので、
歯を磨く→片付ける→トイレに行って寝る
みたいな感じにしていました。
新しいことをはじめようとしてもなかなか最初の一歩が踏み出せないとき、今ある習慣とあわせることでスッと行動を起こしやすくなります。
自分を責めない
3つ目は自分を責めないこと。
習慣化を挫折してしまう原因は「途切れること」だと思われがち。
けれど本当の原因は自分を責めてしまうことにあります。
続けていたことが途切れてしまったとき、「明日からまたはじめよう」と思えれば挫折にはつながりません。
けれど、
- できなかった自分はダメだ
- 明日は今日の倍は頑張らないと
などと思ってしまうと余計にうまくいかなくなってしまいます。
そんなときにおすすめなのが、失敗と自分を分けて考えること。
私も毎日欠かさず片付けられているかと言われれば、決してそうではありません。
それでも、
- 子どもが熱を出してるから片付けは後回しだな
- ちょっと大きすぎる目標を立てちゃったかな
このように失敗と自分を分けて客観的に見ることで、必要以上に自分を責めずにいられます。
緊急事態には片付けの優先順位が下がってしまうこともある。
越えられないハードルだとわかればハードルを下げればいい。
私の片付けもハードルを下げて1日10秒のものからはじまりました
必要以上に自分を責めずに、自分を受け入れながら歩んでみてください。
おわりに
最初は1日10秒という小さな片付けでしたが、小さくても続けることで片付け習慣にも自信にもつながりました。
習慣化で大切なことは小さくても積み重ねていくこと。
片付けを習慣化したいと思ったら、まずは1か月、ムリなく小さく取り組んでみてください。
▼習慣化を身につけるおすすめの1冊