充実した毎日を過ごせていますか?
……と言っても「はい!」という返答になる人はなかなかいないんじゃないかと思います。
私も、今でこそやりたい勉強に取り組めるようになりましたが、かつては家事育児に追われるだけの生活をしていました。
「もっといろいろやりたい!」と思いつつも現状から抜け出せなかった過去。
そんな私の暮らしが変わったのは、時間の使い方を見直したことがきっかけでした。
自分の時間の使い方に目を向けると
- このままじゃ何もなく人生終わっちゃう
- もっと理想や目標に近付きたい
- 本当にやりたいことに時間を使いたい
そう思うようになり、時間の使い方を見直して大切なことに取り組めるようになりました。
今回は、今の日々から抜け出したいと思っている方へ、時間の使い方を見直すときのポイントを紹介します。
暮らしや時間について考えられるきっかけになれば嬉しく思います。
時間の使い方で人生の充実度は変わる
私はかつて
- いつもやることに追われてバタバタしている
- 何をすればいいかわからなくてそのまま時間が過ぎる
- ぽっかり中途半端に空いた時間ができてしまう
こんな感じの暮らしをしていました。

さおり
典型的な時間の使い方がヘタな人の過ごし方
時間の使い方を意識することなく、毎日なんとなく、目の前にあるタスクを「こなす」「消化する」そんな暮らし方。
充実した暮らしとは程遠かったです。
そんなときに知ったのが、時間管理のマトリクスでした。
これは時間管理のマトリクスと呼ばれる図。
この図のポイントは、
時間を「緊急度」と「重要度」で4つに分けている
こと。
たとえば、図の左上。
緊急度も重要度も高い時間です。
- 赤ちゃんのお世話をする
- 子どもの看病をする
- 締切のある仕事をこなす
このようなタスクが当てはまります。
そしていちばん大事なのが、右上の【緊急でないが、重要な時間】
たとえば、
- 将来につながる人間関係作り
- 毎日をすこやかに過ごす健康維持
- 勉強、自己啓発 など
このような未来の自分につながる時間であり、毎日の暮らしだけではなく人生にとって大切な時間です。

さおり
ぜひ積極的に増やしていきたいですね
しかしこの右上の時間には1つ問題点が。
それは
意識しないと増やしていくのが難しい
ということ。
なぜなら緊急度が低く、忙しい毎日の中では後回しにされてしまうからです。
なんとなく1日を過ごしていくだけでは、理想の未来につながる時間の使い方はできません。
理想の未来を目指すには、いかに重要度が高い時間を多く使えるかが大切になってきます。
この時間の4つの分け方を知って時間の使い方を見直すと、少しずつですが
- 自分にとって大切なこと
- 幸せを感じること
- ワクワクすること
に時間を使えるようになりました。

さおり
効率化できるところは効率化して、自分の作業時間を生み出すことができました
それでは実際に、時間を見直すときのポイントを紹介していきます。
時間の使い方を見直す3つのポイント
これからどんな暮らしを送りたいか考える
今の自分が過去の自分の積み重ねであるように、未来の自分は今の自分の積み重ねでできあがっていきます。
つまり、今どんな風に時間を使うかによって未来が変わるのです。
なので時間の使い方を見直すときは、これからの暮らし=未来に目を向けたうえで見直すのがポイント。
そのためには「これからどんな暮らしをしていきたいか」を考えるのが大切です。
今のことだけに目を向けると、かつての私のように目の前にあるタスクを消化するだけの日々になってしまいます。
先に「どんな暮らしをしていきたいか」という未来をイメージすることで、未来へつながる時間の使い方ができるようになるのです。
今どんなことに時間を使っているかを知る
時間の使い方を見直すうえで、今の状態を知ることは欠かせません。
普段は何となく過ごしている時間ですが、時間を見直そうと思ったときは行動記録(=ライフログ)をつけてみるのがおすすめです。
行動記録をつけることで何にどれだけ時間を使っているか可視化することができ、改善すべきことや取り組むべき課題に気付くことができます。
私も当時使っていたバーチカル手帳にライフログをつけてみたんですが、
- パソコンをだらだら見ている
- 意味もなくごろごろしている
- そもそも何をしていたか覚えていない
という感じになっていました。
だらだらする時間はもちろん嫌いではないんですが、自分がこれからどう過ごしたいかと思ったときには「ムダな時間が多いな」と感じてしまいました。
現状を変えるにはまず現状を知ることが最初の一歩。
まずは一週間、ライフログをつけてみて時間の使い方を可視化してみてください。
自分にとって大切な時間と手放す時間を決める
1日24時間という限られた時間。
その中であれもこれもやろう!と欲張ると、全部が中途半端になってしまいます。
すべての時間を効率化することはなかなか難しいので、まずは大切にしていきたい時間と手放す時間を決めるのがおすすめです。
たとえば健康習慣のために運動を取り入れたいと思ったとき。
今の状態から運動する時間をねじ込むのはちょっと難しいですよね。
1日24時間という限られた時間。
新しいことに時間を使おうと思ったら、今使っている時間を手放さないと新しいことをする時間を確保できません。
大切な時間として運動習慣を取り入れようと思ったとき、何の時間を手放すかということに目を向けていきます。
それはゲームの時間を短くすることかもしれません。
また、家事を効率化して時間を生み出したいと思うかもしれません。
自分にとってゆずれない大切な時間、今まで当たり前にあったけれど手放しても問題ない時間。
今の時間の使い方に目を向けて、未来につながる充実した時間の使い方について考えてみてください。
まとめ
今回は、人生を変えたいと思ったときに見直したい時間の使い方についてお話しました。
今自分がどんなことに時間を使っているのか、そしてどんなことに時間を使っていきたいかを知れると、よりよい未来につながる時間を使い方ができるようになります。
未来につながる時間として、部屋の片付けや暮らしの仕組み作りに時間を使うと毎日がより快適になるのでおすすめです。
ぜひ時間の使い方を見直して、理想の未来につながる行動を起こしていきましょう!