防災グッズをスムーズに使うために普段から意識したい3つのポイント
あなたは、非常時のために防災グッズを備えていますか?
そして食品以外のグッズは定期的に見直していますか?
- 防災グッズは買ってからしまいっぱなし…
- 非常時にはスムーズに使いたい!
そんなあなたへ、防災グッズをスムーズに使うために普段から意識したい3つのポイントをお伝えします。
地震の話題で聞こえてきた「用意していた防災グッズが使えなかった」という言葉。
いったいその原因は何だったのでしょうか…あとからお話しますね。
防災グッズはせっかく用意をしても、「用意した」という事実に満足してはいけません。
「あるのに使えない!」をなくして、少しでも災害時の被害を減らしましょう。
あるのに使えない原因は?
「あるのに使えない」とう原因は、大きく分けて2種類あります。
- 経年劣化してしまったから
- 使い方がわからなかったから
防災グッズは【家にあること】に満足してしまう方も多く、しまいっぱなしになっているご家庭も多いのではないでしょうか。
そのため、いざ使おう!と思ったときに、
- ライトがつかなかった
- スイッチの入れ方がわからなかった
- 最初に設定が必要だった
など、非常時なのにすぐに使えない!ということが起こってしまうのです。
防災グッズをスムーズに使うために意識したいこと
ここでは、いざというときに防災グッズをスムーズに使うために、普段から意識しておきたい3つのポイント
これらについてお話していきます。
定期的に確認をする
非常食・保存食の賞味期限はチェックするという方は多いと思います。
同じように防災グッズも定期的なチェックが必要です。
非常時に活躍するライトやラジオ。
ライトやラジオ用に電池を防災グッズとして常備している方も多いと思います。
食品の賞味期限のように、電池にも使用推奨期限があるのを知っていますか?
使わずに保存しているだけでも中身は劣化してしまいます。
ずっと放っておくと中身が減ってしまう・液漏れの可能性がある、という危険性も…。
いざというときにスムーズに使えるように、被害や危険を減らすためにも、定期的なチェックをしてください◎
一度使ってみる
防災グッズに限らず、初めて使うときはなかなかスムーズに使えないものです。
最初の設定だったり、スイッチの使い分けだったり、いちばん最初はいろいろ試しながら使うことも珍しくありません。
だけど非常時だからこそ、一刻でも早く使いたい!
ライトの明かりやラジオからの情報などをスムーズに得るにあたり、【非常時に初めて使う】という状態はよくありません。
購入した段階で一度使ってみたり、前もって使い方を確認したりするのが、非常時にスムーズに使うためのポイントです。
家族みんなが使えるようにする
非常時に大切なのは、家族みんながどんな行動をするのか前もって話しておくこと。
避難場所や落ち合う場所を決めるのもその1つです。
それと同じように、非常時は自宅での行動も家族の役割分担や協力が欠かせません。
家にあるものは主婦の方が全面的に把握しているご家庭も多いかもしれません。
だけど非常時に使う防災グッズは、
- 家族みんなが置き場所を知っている
- 家族みんながスムーズに使える
このように家族みんなが使えるようになることが大事です。
おわりに
非常時はどうしても不安や心配事が尽きませんし、家族の心のケアが必要な場合もあると思います。
だからこそ、非常時の不安や心配事を少しでも減らすために、普段から意識できること・経験しておけることに取り組むことが必要です。
自然災害を避けることは難しいですが、非常時の被害を最小化にするための【減災】に関しては、できることがまだまだ数多くあります。
ぜひこの機会に家族で防災・減災について考えてみてください。