私が口をはさまなくてもいいような、子どもがひとりで片付けられる仕組みを作ってきた我が家。

そんな中でなかなかスムーズにいかなかったのが絵本の片付け。
どうやら絵本を本棚に立てるのが大変なようで、絵本は棚の中や床に積まれるようになっていきました。
声をかけたりサポートしたりすれば片付けられないこともないのですが、やっぱりひとりで片付けられる仕組みを作りたい!
そこで我が家で取り入れたのが、絵本のカゴ収納。
参考にしたのは、札幌市にある「えほん図書館」の絵本収納です。
「えほん図書館」では棚に立てた絵本のほかに、浅い木箱に絵本がしまわれていました。
それは、5歳の息子だけでなく、未就園児の子でもスムーズに片付けられる仕組み。
さっそく我が家でも取り入れてみると、息子が絵本をひとりで片付けてくれるようになりました。
今回はそんな我が家の絵本収納を、息子が実際に片付けている動画付きで紹介していきます。
絵本を本棚にしまうのは意外と大変だった

絵本を棚収納からカゴ収納に変えて気付いたのは、本棚に立ててしまうのは結構難しいということです。
絵本を棚に立ててしまうときは、
- 倒れた絵本を支えながらしまう
- 絵本が広がらないようにしながらしまう
このような難しさがあると感じました。
そんな難しさのある棚収納からカゴ収納に変えたことで、
- 本を上から差し込みやすい
- しまうときに本が広がりづらい
このようなメリットが生まれました。
片付けの中にある【大変さ】や【難しさ】は散らかる原因のひとつ。
お子さんに限りませんが、スムーズに片付けるためにはラクに片付けられる・かんたんに片付けられる仕組み作りが大切です。
子どもがひとりで絵本を片付けられる、我が家のカゴ収納を紹介
我が家で使っているカゴ
我が家で使っているカゴは、このような浅型のタイプ。
浅型のタイプだと背表紙が見えるので、絵本を探すときも便利です。
またプラスチックではなくこのようなバスケットだと絵本が滑りづらいので、倒れにくいのもメリットです。
絵本をカゴに収納すると上にすき間ができる
絵本を棚収納からカゴ収納に変えたことで生まれた
- 本を上から差し込みやすい
- しまうときに本がしまいづらい
このようなメリット。
このようなメリットが生まれた理由は絵本をカゴに収納することで上の方にすき間ができやすくなったからです。

上の方にすき間ができると倒れた本を支える必要がなくなります。
また上から絵本を差し込むことで、自然と閉じた状態で片付けることができるようになりました。
絵本のカゴ収納で息子が楽に片付けられるようになった
実際に我が家に取り入れてみると、息子が自分から絵本を片付けてくれるように!
やっぱり本棚に立ててしまうのは難しくてたいへんだったんだな、と改めて感じました。
おもちゃの片付けと一緒に絵本も片付けてくれるようになったので、片付けのサポートが減ってちょっとだけ楽になったのも嬉しいポイントです。
この動画は息子が絵本を片付けているときの様子です。
音声なし・3倍速でお送りしています。
これはカゴ収納に変えてから約1ヶ月後の様子です。
ちなみに片付けのゴールを【床に絵本を置きっぱなしにしないでカゴにしまう】にしているので、絵本は順不同、多少ピシッとしていなくてもオッケーにしています。
絵本が床に積まれていた頃と比べて、スムーズに片付けられるようになりました。
しかも本を平積みしていたときは上の方にある絵本ばかり読んでいたのですが、カゴに収納するようになってからいろいろな絵本を読むようになったのも大きなメリットです。
難しい片付けは「できる仕組み」を考えてみよう
今回は、子どもが絵本を楽に片付けられる、カゴ収納についてお話しました。
これまでは「絵本は棚に立てるもの」という思い込みがあったので、息子にとって片付けづらくなっていた我が家の収納。
だけどえほん図書館でのしまい方を見て「絵本をしまうのは棚じゃなくてもいいんだ」と気付くことができました。
片付けやすい仕組みを作るときに大事なのは、
- これまでの方法やイメージにこだわらないこと
- 片付けに正解や不正解はないということ
だと改めて実感しました。
ぜひ大人の負担も減らせる、片付けの仕組みを見つけてみてください。
子どもの片付けにオススメの1冊
片付けのやり方やコツがわかってもそれを子どもに教えるのは難しいですよね。
そこでおすすめの1冊が、男の子2人のママであるキッズオーガナイザー・中村佳子さんのこちらの本です。
こちらの本には、子どもの片付けに効果的な工夫や声掛けが満載!
またモノの片付けをはじめ、「時間」「情報」「お金」など、子どもに身に付けてほしい暮らしの片付けに役立つオススメの1冊なのでぜひ見てみてください。