CITTA手帳を使い始めて目に留まったブログ記事が、「3日間で108個のワクワクリストを作ろう」というものでした。
『未来を予約する手帳術』によると、「100以上書くことで自分の本当の心の声が聴ける」とあり、書くことやアウトプットが好きだったのでさっそく取り組んでみることにしました。
だけど、いざペンをとると、「108個って多くない……?」という思いからはじまり、
- 本当に達成できるか自信がない
- 思うままに書いたらぐちゃぐちゃのリストになりそう
- 読み返したときにワクワクできるページにしたい
- ワクワクリストをタスクで埋めたくない
こんな思いも生まれました。
そんな感じで、リストに書きたいことは出てくるもののcitta手帳に書く勇気がなく、手持ちのA4の紙にガサガサと書く日が続き……
やっと2020年7月に108個のリストを完成させることができました。
今回はそんな私が工夫したワクワクリストの書き方のコツを紹介します。
ぜひワクワクリストを味方につけて、理想前の道のりを進んでいきましょう!
CITTA手帳ワクワクリストの特徴

ワクワクリストは27行×見開き2ページ、計54個のやりたいことを書くことができます。
CITTA手帳の最大の特徴であり、理想を叶える大きな原動力となるページです。
3月始まりのCITTA手帳の場合、3月から翌年3月まで毎月書ける分のページがあります。
108個のワクワクリストを書くには27行を半分に分けて、1ページに54個、見開き2ページに108個書けるようにします。
私のCITTA手帳ワクワクリスト一部公開!

というわけで108個、書いてみました!
もともとちょっと先を見据えた理想を描くことやそれを文章化するのは得意な方だったので、あまり苦戦せずに書けたかな?と思います。
それでも最初は「108個も書けるか?」と思いましたし、あとで読み返そうと思ったときに乱雑なページだったらイヤだなと思ったので、書くときには工夫しました。
内容としては、

サイト運営のことだったり、

自分が目指したい姿だったり、

学びについても書きました。
私のワクワクリストの書き方
毎月は書かない
ワクワクリストは毎月書ける分のページがあるんですが、私は毎月は書きません。
もともと3ヶ月~1年の中長期を見据えた目標を立てて行動を起こすのが好きな性分。
なので毎月書いても転記で終わっちゃうことが多いんじゃないかなと思うのです。
目安としては2~3ヶ月ごとに見直して、
- 叶ったことに印をつける
- 叶ったことはもう一歩進んだ先のワクワクをリストに書く
- 優先度が低いリストを見直す
このような使い方ができればいいなと思います。
次回は9月末に見直す予定です。
9月は私の誕生月なので、心機一転の気持ちも込めてワクワクリストを改めて書きたいとお思っています。
9個のカテゴリに分ける
108個と聞くと「そんなに多いの?」とビックリしてしまうかもしれません。
おすすめなのが、9個のジャンルで12個のリストを書くことです。
9×12=108個のワクワクリストとなります。
私は9ジャンル×12個のリストがピッタリでしたが、ジャンルの数やリストの数は書きやすいようにアレンジしてみてください。
具体的な私の9ジャンルは、
- サイト運営のこと
- 働き方・仕事のこと
- 家族のこと
- 理想の人物像
- 理想の暮らし方
- 理想のおうちのこと
- 美容や健康のこと
- 学びのこと
- 欲しいモノのこと
このようになっています。
先ほど私のワクワクリストの中身を一部公開しましたが、何となくカテゴリ分けされているのがわかっていただけたかなと思います。
いきなり108個となると思わずペンが止まってしまうかもしれません。
ジャンルで小さく分けると書きやすくなるのでぜひ試してみてください。
読み返すことを前提に下書きをする
ワクワクリストを書くときは「思いついたものをひたすら書く」という方法もあると思うんですが、私の場合それをするとあっという間にタスク管理表になってしまいそうでした。
それにせっかくワクワクするリストなら読み返したときにもワクワクしたい!という思いや
- カテゴリごとに書きたい
- ニュアンスが同じリストはひとつにまとめたい
- よりワクワクする言葉を選んで書きたい
という思いもあり、一度下書きしてからワクワクリストに清書しています。
こうすることで、
- 同じジャンルのリストが並んでいるのでより理想の姿を想像しやすい
- よりワクワクする表現で書いているので読み返しているときも幸せ
- 似たようなリストを書くことを防げる
このような効果を感じています。
書くことに重きを置いている場合は一気に書くのもおすすめです。
私は読み返すことに重きを置いているので、読み返したときにワクワクできるように下書きをしてから書いてみました。
理想までの過程もワクワクリストに書く
ワクワクリストの高いハードルは108個という量の多さもありますが、書いているうちに
という疑う気持ちが出てきてしまうことにもあるんじゃないでしょうか。
これまでの自分を振り返ってみても、勉強・ダイエット・習慣化など、さまざまな目標を掲げては挫折を繰り返す人生でした。
どうせリストに書いて終わりでしょ?という自分の心の悪魔がささやくことを防止するため、ワクワクリストは決して理想を並べたものじゃなくて手が届くゴールなんだと実感するための工夫。
それが理想までの過程もワクワクリストに書くことでした。
たとえば、ダイエットの目標で「15キロやせる!」と思いワクワクリストに書いたとします。
だけどこれまで15キロのダイエットに成功したことがなかったらそのリストは現実味を帯びていなくて、
- 15キロなんて痩せられるわけないでしょ
- どうせまた挫折するんでしょ?
- 15キロやせられた人って超ストイックで超すごい人だけなんでしょ?
みたいな疑う心を持ってしまったり、自分のリストのはずなのにどこか他人事のような気持ちになってしまったりします。
それをなくすためにはどうすればいいか。
現実味を感じるまで=リストが自分ごとになるまで掘り下げるんです。
私だったら、
- 15キロやせる
- 10キロやせる
- 8キロやせる
- 5キロやせる
- 3キロやせる
まで掘り下げて全部書くと思います。
「いや、ここまでダイエットにリストを使いたくないな」とおもったら、2~3ヶ月で目指せそうな「5キロやせる」と「3キロやせる」だけ書きます。
そしてリストを見直す時期が来て達成していたら、また新たなリストを書きます。
とにかくワクワクリストに書いたことは自分のことで現実味があることなんだ、と自覚することが大事だと思っています。
(とこんなことを書いている私にも達成したいダイエットの目標はありますし、何より理想を描くことが好き故に現実離れしたあれこれを書いてしまいがちだったので、自戒を込めてこの文章を書いていることをお伝えしておきます)
まとめ
この記事では理想に届くための私のワクワクリストの書き方を紹介しました。
- 毎月は書かない
- 9個のカテゴリに分ける
- 読み返すことを前提に下書きをする
- 理想までの過程もワクワクリストに書く
「未来を予約する手帳」というフレーズの通り、このワクワクリストは描いた理想へたどり着くための、ちょっと離れた先にある道しるべなんだと思います。
自分の身の丈にあった使い方ができれば人生の大きな味方になってくれるcitta手帳のワクワクリスト。