- 悩みがたくさんあっていつもモヤモヤしてしまう
- 漠然とした不安をいつも考えてしまう
そんな「悩み」に時間とエネルギーを消耗していませんか?
今でこそ楽しむ暮らし方にシフトできていますが、やっぱり心配性な性格や悪い考えに引きずられがちな性格はなかなか変えられません。
またライフスタイルの変化や子どもの成長によって、これまでなかったような新たな悩みが生まれることもあります。
この記事ではそんな私が心がけている、悩みとの付き合い方・対処法を紹介します。
悩みは大きく2つに分けるのがおすすめ
悩みは大きく2つに分けることができます。
それは、
- 自分でコントロールできる悩み
- 自分ではコントロールできない悩み
です。
エリック・バーン(カナダの精神科医・心理学者)の有名な言葉にも、
他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる
という言葉があります。
私が長時間モヤモヤを抱えてしまう悩みには、
- 過去にしてしまった失敗
- 子どもの成長や発達に関して
- 未来に対する漠然とした不安・悪い想像
このようなものがありました。
けれどこのような悩みって自分ではどうしようもないんですよね。
変えることのできない過去や自分以外に対しての悩みにたくさん時間も気持ちもついやしてしまっていました。
悩みを2つに分けてみることで客観的に見ることができたり、少しずつ対処方法を考えることができるようになりました。
2つに分けた悩みの対処方法
行動を起こしてみる
自分でコントロールできそうな悩みには、実際に行動を起こしてみることを心がけています。
自分がよく知らない分野の不透明さで悩んでいるならまずは調べてみる。
また自分の判断に不安を感じるときは詳しい人に聞いたり相談するようにしています。
つい先日、小1息子の参観日と懇談会があったんですが、プリントには「児童の下校後に懇談会」と書かれていました。
それを見て「小1の子に鍵を持たせて留守番してもらうの?」という心配がよぎりました。
息子は短時間の留守番はできないことはないですが、鍵を持たせたことはないし万が一のトラブル対処も難しいと思います。
小学校の仕組みもよくわからなかったので、連絡帳に書いて学校に問い合わせてみました。
すると先生から、「ただ今調整しています。ぎりぎりになってしまってすみません」という返事をいただくことができました。
結果としては待機場所として教室を開放しますという全体連絡があり、無事に懇談会にも出席できたのです。
一瞬だけ「こんなことで連絡帳なんて迷惑かな」とは思いました。
けれど不安な気持ちを持ち続けるのは精神的に負担も大きし、場合によっては他のことに手がつかなくなってしまうくらいモヤモヤを抱えてしまうもあり得ます。
悩みを解消するために何か行動を起こせるなら、起こすのがベストかなと思います。
もし行動を起こして別の問題が起こるかもしれませんが「そのときはそのときに悩む!」と割り切るようにしました。
いっそ手放す
自分でコントロールできなさそうな悩みは、いっそ手放すことを意識しています。
これは、
- 「悩み続けること」で解決することはないから
- 時間の経過が解決してくれることもあるから
- 悩んでいる時間がもったいないから
このような理由からです。
もう終わってしまった過去の失敗には、「次失敗しないための対策を考える」。
子どもの成長や発達の悩みには、「時間がかかるときもある」「時にはプロのサポートを頼む」。
こんな感じで悩みと付き合っています。
悩むことに時間を使うよりも、明日の自分がすこやかでいられるための行動をする方が有意義だとも思っています。

また子どもの片付けや生活習慣などは、環境づくりや仕組みづくりでいい方向にいく可能性もあります。

自分ではどうしようもできなことがあるのは仕方ないので、手放すことも意識しながら過ごすのも大事です。
行動も起こせない、手放しもできない悩みは小さく分ける
行動も起こせないし手放せもしない悩みは、おそらく踏み出す一歩が大きすぎるから行動に移せないのかなと思います。
そんなときには、悩みを解決するまでの道のりを具体化・細分化してみて、小さく行動を起こしてみることを意識しています。
たとえば、未来に対する漠然とした不安・悪い想像。
見えない未来はコントロールできないので手放せちゃえばラクですが、でもこのままこうやって過ごしていていいの?という感じで、つい思考が堂々巡りになってしまいます。
そんなときは、
- 訪れる未来でいちばん避けたいこと
- 避けたいことを防ぐために必要なこと
- 今日からできる小さな行動
このように逆算して考えると行動につなげやすくなります。
ざっくりとした例を出すと、
- 貯金が全然ない未来を避けたい
- 支出を減らすことが必要
- 携帯電話などの契約を見直してみる
こんな感じで自分が起こせる具体的な行動まで細分化していきます。
具体化・細分化してみることで新たな視点が生まれるので、ぜひ試してみてください。
「悩む」に使う時間とエネルギーはもったいない!
今回はモヤモヤに時間と気持ちをとられない悩みとの付き合い方を紹介しました。
- コントロールできそうな悩みには行動を起こす
- コントロールできなさそうな悩みはいっそ手放す
- 具体化・細分化してみて、小さく行動を起こす
生きてる限り何かしらの悩みは生まれるもの。
だけど限られた時間とエネルギーを有意義に使うなら、「悩む」にかまけている暇はないんじゃないかと思っています。
だからこそ悩みとはうまく付き合いつつ、ときにはやりすごしつつ、楽しく生きていきたいなと思うのです。
あなたの心が少しでもラクになりますように!