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プロフィール
つしま さおり
1987年生まれ、札幌市在住

転勤族の妻、小6息子の母

ライフオーガナイザー®


日常を楽しむことや暮らしやすく整えることが好き


当ブログでは

・空間や物の整理
・心と体のセルフケア
・暮らしの仕組み作り

など、ママのライフスタイルを最適化する暮らしのアイデアを発信しています

ママの幸せ度がアップするポジティブ心理学の考え方5つ

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家族みんなで毎日を幸せに過ごすことは、いつの時代も変わらない願い^^

私も毎日いい気分で過ごしたいですし、子どもにも幸せになってほしいなと思っています。

そんな私が取り入れているのが、ポジティブ心理学の考え方です。

ポジティブ心理学を知ったことで、

  • 身近にある幸せを意識できるようになったり
  • 落ち込んだ気持ちをフラットに戻しやすくなったり
  • ネガティブな感情にも向き合いやすくなったり

「自分の心は自分の手で整えられる」と実感しています◎

この記事ではママの幸せ度がアップする、ポジティブ心理学の考え方を5つ紹介します。

家族が優先になりがちなママにこそ知ってほしいので、読んでいただけたらうれしいです^^

私のポジティブ心理学の学びについてはこちらの記事で紹介しています。

自宅で学ぶ「ポジティブ心理学講座」レビュー

目次

ポジティブ心理学は幸せな暮らしにアプローチする学問

ポジティブ心理学は、よりよい生き方や幸せについて科学的に研究する学問です。

「どうすればうまくいくか」ということに注目しており、日々の暮らしに取り入れることで、

  • 幸せを感じやすくなったり
  • ありのままの自分を受け入れられるようになったり
  • ネガティブな思い込みを減らせたり

暮らしの幸せ度アップにつながります。

日々子どもと向き合っていると、時にはイライラしたり落ち込んだり、マイナスな感情に包まれてしまうこともありますよね。

ポジティブ心理学の考え方を知るだけでも、物事を客観的に見ることができたり、自分の気持ちに向き合いやすくなったり、安心感や心の余裕につながりますよ◎

この記事で伝えたいのは、ポジティブ心理学を勉強して今すぐにポジティブになろう!ということではありません。

「こんな考え方もあるんだな」ということを知るだけでも心の余裕につながることを知っていただけたならと思います^^

幸せ度がアップするポジティブ心理学の考え方

ここではママの幸せ度がアップするポジティブ心理学の考え方、

を解説していきます。

幸せは自分で作れる

ポジティブ心理学では、幸せは3つの要素でできていると言われています。

その3つの要素ががこちらです。

  • 生まれ持った遺伝子レベルの素質「規定値」…50%
  • 今現在の生活の状態「生活条件」…10%
  • 自分の意思で変えられる「自発的活動」…40%

注目してほしいのは、「生活条件」の項目。

生活条件とは、人間関係、仕事・収入、所有物などを含めた生活環境や状況を指します。

収入が多ければ、いい物を持っていれば、もっと幸せになれる!と一度は考えたことがある人も多いと思います。

けれど、そんな生活条件は幸せの10%しか占めていないのです。

私も以前は、「幸せになれるかは環境次第」と思っていたので、これを知ったときはびっくりしました!

子育てがつらくて他力本願だったときは「家族が変われば幸せになれるはず」と環境が変わることばかりを願っていました。

けれど振り返れば、自分時間を捻出したり、家事の手を抜いたり、ほかのママと話したり、自分でやってきたこともたくさんあったなと思ったのです。

また注目したいのが「自発的行動」の部分。

幸せは、自分の行動で変えられる部分が40%もあります。

自分で変えられない環境に目を向けるよりも、自分で変えられる部分に目を向けるのが大切です◎

まずはママが幸せになる

子どもには幸せになってほしいという思いから、つい口うるさくなってしまったり気をもんだりすることってありますよね。

そんなママに知ってほしい考え方が「幸せの波及効果」です。

幸せの波及効果とは、自分自身が幸せだと直接の知り合いの幸福度が平均して15%上昇するという考え方。

つまりママが幸せだと子どもの幸せ度もアップするといううれしい効果があるんです^^

ママが笑っていると子どもも穏やかで、逆にママがせかせかしていると子どももぐずるなんてことよくありますよね。

私も体感として、自分の気持ちが子どもの気持ちと連動しているなとよく感じています。

我が家の場合、私も小学生の息子も心配性な面があります。

小学校入学当時は忘れ物や遅刻に敏感になりすぎていて、「大丈夫だから!心配しなくていいから!」と口出ししてしまうこともよくありました。

ポジティブ心理学を学んで、私自身が「いい気分でいよう」と意識し始めてからは、

  • 「なんとかなるか」
  • 「とりあえず大丈夫かな」
  • 「まあいっか」

息子からこんな言葉も出てくるようになりました◎

私から息子に対しては特にアプローチしていないのに、その変化にびっくり!

やるべきことをやったあとは心配しすぎず、何かあったら対策をする。

そんな考え方に徐々にシフトできていると感じています。

子どもに幸せになってほしいと思ったとき、まずはママ自身が幸せになるのもひとつの方法です^^

いい・悪いは自分で決めらる

イヤなことがあると「悪いことが起こった」と思ってしまいますよね。

でも実はできごと自体にはいい・悪いの区別がなく、受け取り方次第でよくも悪くもできると言われています。

有名な話に「コップの水理論」とのがあります。

これは半分の水が入っているコップを見て、「半分も入っている」と思うか、「半分しか入っていない」と思うか、というお話。

そこにあるのは「半分の水が入っているコップ」という事実のみ。

受け取り方次第で「半分も入っている」「半分しか入っていない」と感じ方が変わるのです。

子育てをしていると、時に予想外すぎることが起こって、頭を抱えちゃうこともありますよね。

私もこれまでは、「悪いできごとは、それ以上でもそれ以下でもないでしょ」と思っていました。

けれどこの考え方を知ってからは、「まあ悪くないかも」くらいまで気持ちを持っていけるようになりました^^

いきなり幸せなできごとにするのは難しいですが、考え方を知って「まあいっか」くらいに思えたら気持ちもラクになるかなと思います◎

モヤモヤを抱えるのも体力がいるので、少しずつホッとできる方向にシフトしていきたいですね^^

ネガティブにも役割がある

ポジティブは明るくていいこと、ネガティブは暗くて悪いこと。

こんな風に感じ、ネガティブから目を背けたこともありました。

たしかにポジティブ感情には、気持ちを前向きにしたり、物事をやり遂げる力をアップさせたり、プラスの効果がたくさんあります。

けれどポジティブ心理学を学んで知ったのは、ネガティブにも大事な役割があるので、ゼロにする必要はないということ。

たとえば、ネガティブには、

  • 「この物事からは離れておこう」という危険を察知したり
  • 「本当はこうしたかったんだな」という自分の感情に気づけたり
  • 「次はこうしよう」という変化や成長のきっかけになったり

いろいろな役割があります。

なのでネガティブはゼロにする必要もないし、ネガティブはいけないことと思う必要もないのです。

ネガティブはムリに減らそうとするのではなく、どう向き合っていくかが大事◎

私がこうやってライフオーガナイザーの資格を取得したりブログを運営したりしているのも、ワンオペ育児にモヤモヤを抱えていたからです。

あのモヤモヤした期間がなければ、ライフオーガナイズに出会わなかったかもしれません。

ネガティブな感情はなくそうとしなくて大丈夫!

ネガティブにも役割があるんだなと知っておくだけでも落ち込みすぎを防止できるので、ぜひ覚えておいてください^^

考え方にはゆがみがある

私たちはいろいろな経験を通して、自分なりの考え方や価値観ができあがっています。

けれどその考え方の中には間違っていたりゆがんでいたりするものも含まれているのです。

これを「認知のゆがみ」と呼びます。

日常で感じてしまうイライラやモヤモヤの中でも、認知のゆがみからきているものは手放せる可能性が高いものです。

特に身近で感じやすい認知のゆがみには、

  • いつも完全でなければならないと思い込んでしまう
  • よいことを無視して、全部悪いことにすりかえてしまう
  • 事実と異なる悲劇的な結論をすぐに出してしまう
  • 失敗を大げさにし、長所を過小評価してしまう
  • こうすべき、こうあるべきと考えてしまう

このようなものがあります。

私も、「母親はすべてのエネルギーを子どもに注ぐべき」という思いがどこかにあって、ワンオペ育児がつらかったときがありました。

特に寝かしつけは、なかなか寝ない子を抱っこし続けて、心も体も疲れ切っていました。

このように当時は「エネルギーをすべて子どもに注ぐべき」という認知のゆがみがありました。

もし今だったら、イヤホンを付けて、最小の音量で、お気に入りの音楽を流しながら抱っこしていたと思います。

そんなつらい時期もすっかり抜け出して、今では程よく自分を優先できるようになりました^^

子育てをしていると「○歳だからこういうことができなければならない」「このままではダメな大人になってしまう」など、頭の中だけで完結すべきでない思い込みをしてしまうこともあります。

そのモヤモヤはもしかしたら認知のゆがみからきているものかもしれません。

ゆがみに気づくのはなかなか難しいかもしれませんが、認知にはゆがみがあると知っておくだけでもモヤモヤをひもとくヒントになります◎

おわりに

子育ては奇想天外の毎日で、ママの心がぐちゃぐちゃになることも珍しくありません。

そんなときにポジティブ心理学の考え方を知っておくだけでも、「こんな考え方があるんだな」と思えて気持ちに余裕が生まれます◎

家族が優先になりがちな子育てママだからこそ、自分の心と向き合う方法のひとつとしてポジティブ心理学を取り入れてみてください^^

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