甘い誘惑に負けない暮らしの仕組み作りのポイント3つ

普段の暮らしの中で、悪魔の甘い誘惑に負けてしまうことってありますよね。
私の場合、早く寝た方がいいとわかっていても、ついついダラダラと夜更かししてしまうことが多いです。
甘い誘惑に負けるのは意志が弱いからだと思われがちですが、実は暮らしを整えたり仕組みを作ることで減らすことができます◎
この記事では、甘い誘惑に負けちゃう原因や、それを減らすための暮らしの整え方トを紹介します。
「頑張るぞ!」という気合いだけじゃどうしようもない部分も、暮らしの仕組みづくりで改善していきましょう◎
誘惑に負ける原因は脳のエネルギー不足

誘惑に負けてついつい衝動的な行動をとってしまう原因。
それは意志力の消耗にあります。
意志力は脳の前頭葉のエネルギーのことです。
思考や感情をコントロールする役割があるので、意志力がはたらくと誘惑に負けることはなくなります。
しかし意志力には、1日に使える量が限られており、使いすぎてしまうと思考や感情のコントロールがうまくいかなくなってしまうのです。
エネルギーは選択と決断で消耗される

ではどんなときに意志力が消耗されるのか。
意志力は私たちが毎日当たり前のように行っている選択や決断で消耗されます。
朝起きてから、
- ごはんは何を食べようかな
- 今日は何の服を着ようかな
- 何の家事から始めようかな
このような毎日当たり前のように考える物事でも意志力が使われるのです。
なので朝起きてから家事・育児などで意志力を使い切ってしまうと、思考や感情をコントロールできなくなってしまいます。
その結果、
- 余計な買い物をしてしまう
- つい食べ過ぎてしまう
- イライラして起こりすぎてしまう
など誘惑に負けた衝動的な行動につながってしまうのです。
限りあるエネルギーは節約が必要

意志力は1日に使える量が限られていて、毎日の何気ない選択と決断で消耗されてしまいます。
誘惑に負けたくないと思ったときに必要なのが、
- 意志力を本当に大切な選択・決断に使うこと
- それ以外は暮らしの仕組み作りで意志力の節約をすること
です。
有名な話ですが、アップルの創業者であるスティーブ・ジョブズは毎日おなじ服を着ています。
それは仕事で最適な選択・決断をするため。
仕事という大切な場面で意志力を使えるように、毎日着る服は選択・決断をしなくても済むようにパターン化という仕組みで意志力を節約していると言われています。
「意志力の節約」と聞くとなんだか難しそうですが、身近な暮らしを整えるだけでも意志力を節約できるポイントはたくさんあるんです^^
エネルギーを節約する仕組み作り
ここではエネルギーを節約するための暮らしの仕組み作り、
を紹介します。
【物の整理】迷わずに使える仕組み

「物の量は選択肢の数」と言われていて、物が多いと「どれにしようかな」と選ぶだけで意志力を消耗してしまいます。
たとえば、黒のボールペンが10本あったとき、何か書こうとするたびに「どのボールペンを使おうかな」と考えることとなり、これが意志力の消耗につながるのです。
ボールペンを整理して1本だけにしたら、使うときは何も考えずにそのペンを取ればいいので、意志力は消耗されずに済みます◎
このように物を整理して選択肢を減らすことで、意志力を節約につながるのです。
【習慣化】考えずに行動する仕組み

習慣化が身につくと、頭で考えずに行動できるようになります。
歩きなれた帰り道はぼーっとしながら歩いてもちゃんと家に着けるように、習慣化が身につくと体が勝手に動いてくれるのです。
習慣化は大変そうなイメージがありますが、日常生活に関する行動習慣は約1か月で身につきます◎
小さなことでも習慣化することで毎日の意志力の節約につながるので、ぜひ習慣化を取り入れてみてください。
【パターン化】選ぶ機会を減らす仕組み

- ごはんは何を食べようかな
- 今日は何の服を着ようかな
- 何の家事から始めようかな
このような毎日の選択・決断も、パターン化をすればその機会を減らすことができます。
いきなり全部をパターン化することは難しいですが、まずは小さな部分からのパターン化もおすすめです。
我が家の場合、ざっくりとしたパターン化を取り入れているのが夕飯の献立。
特にレジャーで疲れて献立を考えるのもおっくうな土日は、【丼もの・コールスローサラダ・みそ汁】が定番の献立です。
まずは小さな部分から、パターン化できそうなことをさがしてみてください^^
おわりに
限りあるエネルギーを大切なことに使うためには、エネルギーを使わなくても回せる仕組みを作ることです。
「意志力の節約」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、実は暮らしを整えたり仕組みを作ったり、身近な部分を見直すだけでも大きな効果があります◎
本当に大切なことにエネルギーを使うために、まずは小さなところから整えていきましょう♪