片付けようと思って本を買ったものの、「思うように片付かない」「マネしてもすぐ散らかってしまう」という経験はありませんか?

こんな空間にあこがれる!
そんな気持ちで片付け本を参考にしても、収納アイテムを活用できなかったり、うまくモノを減らせなかったり、うまくいきませんでした。



なんで片付け本を読んでもうまくいかないの?
そんな私にピッタリだったのが、「自分の暮らしにあった片付け法を探せる本」でした。
自分の暮らしにあった片付け法を身に付けると、引っ越しや子どもの成長などライフスタイルが変わっても応じやすくなるのでおすすめです。
この記事では、ライフオーガナイザー®の私がおすすめしたい、暮らしあった片付けや仕組みをととのえられる片付け本を5冊紹介します。



ライフスタイルのあった片付け力を身に付けていきましょう♡
おすすめは収納術ではなく暮らしを見直せるような本
片付け本を選ぶときは、収納術をマネする気持ちではなく、自分の暮らしを見直せるような本がおすすめ。
なぜなら自分の暮らしを向き合うことで、自分のライフスタイルにあった片付け方を見つけられるからです。
誰かのマネをしても片付けの方法が自分にあっていないと、一度片付いてもすぐに散らかってしまったり、見た目はキレイだけど不便だったり、モヤモヤが残る空間になってしまいます。



私も雑誌のマネばかりではキレイにならず、ずっと片付けを模索している状態でした
自分や暮らしにあった片付けだと、
- 再現性が高くてキレイをキープしやすい
- キレイだけではなく家事や暮らしがラクになる
- 散らかったとしてもスムーズに片付けられる
このようなメリットがあります。
片付け本を選ぶときは誰かの収納術をマネする目的ではなく、自分の暮らしと向き合うきっかけになる本がおすすめです。
暮らしと向き合える片付け本5冊
ここでは暮らしと向き合える片付け本、
を紹介します。
『ライフオーガナイズの教科書』


この本では
- 暮らしと向き合うことから始める片付けの進め方
- 片付け方のヒントになる利き脳について
- ライフオーガナイザー®の暮らしの実例(写真満載!)
などが取り上げられており、技術としての片付けの手順や、自分にあった片付け方・収納方法を見つけやすくなっています。
私が片付けられるようになったきっかけが、ライフオーガナイズを知ったことでした。
ライフオーガナイズは暮らしを最適化するための考え方で、誰かのマネではない、自分のライフスタイルや価値観を大切にした暮らしのととのえ方です。



私の場合は、ワンオペ家事育児をスムーズに回すととのえ方を重視しました^^
暮らしと向き合う「思考の整理」から始めることで、キレイだけではない、暮らしが最適化する片付けができます。
ライフオーガナイズの利き脳は、
インプットとアウトプットにおいて右脳と左脳のどちらが優位に働くか
を片付けに活かしたもの。



右脳優位・左脳優位によって使いやすい収納アイテムが違ってくるのも興味深いですよ◎
私はライフオーガナイズ講座で片付けの手順や、利き脳チェックで片付けやすい収納を知れたおかげで片付けられました。



自分にとっての片付けやすさを見つけてみてください
『人生を思い通りに操る片づけの心理法則』


この本では、人生を最大化する片付けの方法として、
- モノを減らす7つの質問
- 毎日の片付け習慣7つ
- 人生を最大化する8週間プログラム
などが行動心理学や図解を用いてわかりやすく書かれています。
片付けの目的は、部屋をキレイにすることではなく、暮らしを最適化することです。



片付けは暮らしを最適化する「手段」なんですよね
そのためにはどんなモノを持ち、どんな収納を選ぶか。
人生を最大化する片付けの法則が図解で書かれています。
第2章の「心理的片づけで得られる5つのメリット」では、片付けをすることで人生にどんな変化があるのかがわかりやすく書かれているので、片付けのモチベアップにもつながりますよ♪
私はDaiGoさんとライフスタイルが違うので全部のメソッドを取り入れられるわけではないのですが、「自分の暮らしだったらこうできるな」と考えるヒントになりました。



図解がわかりやすいので、読んだその日から「ちょっとやってみようかな」という気持ちになりますよ◎
『「いいこと」が次々起こる片づけの法則』


この本では部屋を通して自分と向き合い、開運していくコツとして、
- 気分がアップする部屋の作り方
- 運がつく部屋になる3ステップ
- ゆとりと余裕が生まれる1日5分の片付け
などについて書かれています。
開運と聞くとスピリチュアル的なものを思い浮かべがちですが、どちらかという自分自身に手をかけて暮らしを向上させる、という印象です。
正直片付けで運がよくなるかはわからないのですが、
- 片付けを通して人生を輝かせる
- 自分がいる空間に「自分から能動的に働きかける」
- 大切なのは「その人らしさがあふれる空間」
など共感できるポイントも多くありました。



私は暮らしに手をかけることが好きなので、ワクワクしながら読み進められました◎
片付けや掃除において、毎日ちょっとずつ取り入れられることが多いので、少しずつ手をかけて暮らしをととのえたい人にもおすすめです。
『世界一親切な片づけの教科書』


この本は、整理収納アドバイザー長島ゆかさんが考案した「モノをしまう場所に特化したワーク」をベースに、
- 収納場所の考え方・決め方
- モノのしまい方の実例
- 場所ごとの収納のアイデア
などが書かれています。
片付けと聞くとモノを減らすことが中心・モノを減らせば片付けられると思われがち。
けれど片付けではライフスタイルにあわせてモノをしまう場所・しまい方を考えることも大事なのです。
たとえモノが少なかったとしても、しまいづらく出しっぱなしになれば、すぐに散らかってしまいます。
また出し入れがラクになることで、家事も暮らしもグッとラクになるので収納場所や収納方法にこだわるのはおすすめです。



収納場所や配置を変えるだけでも、利便性がグッとあがることもあるんです♪
10ページにわたる「しまう場所を決めるワーク」も、モノのしまい方・収納アイデアもイラストが満載でわかりやすく解説されています。
「教科書」という名前の通り、この本を読みながら部屋を片付けるとスムーズに進められそう!と感じています。



モノが増えてきたリビングの棚を使いやすく見直すために活用したいです◎
『今あるもので「あか抜けた」部屋になる』


この本は初心者にもやさしい部屋作りのコツとして、
- 部屋があか抜ける家具の配置
- モノの色や数のバランス
- 失敗しない購入のコツ
などが書かれています。
この本を買ったきっかけは、花を飾りたいと思ったからでした。



おかげでちょうどいい一輪挿しを買うことができました♡
これまでは「インテリア=抽象的なもの」だと思い込んでいて、



自分はセンスがないから…
と避けてきた分野でした。
けれどこの本は具体的・論理的に解説されているので再現性が高いと感じました。
たとえば
- クッションの数
- 観葉植物の高さ
- ソファやテーブルの大きさ
などがはっきりとした数字で書かれているので、暮らしに取り入れやすくなっています。
新しくモノを買うときはもちろん、今あるモノの配置だけでも印象がグッと変わるので、スッキリした空間にしたいと思ったときにおすすめの1冊です。
片付け本は暮らしと向き合うきっかけになる
この記事では「暮らしと向き合ってととのえる」を軸に選んだおすすめの片付け本を紹介しました。
片付け本は、読んでマネするだけでは暮らしをととのえられません。
本を通じて、
- こんな暮らしがしたい
- 理想の暮らしとこんなギャップがある
- どうすれば理想に近付けるか
暮らしと向き合うきっかけや、片付けをしてみようと思えるきっかけになるのが大事だと感じます。
片付けは暮らしと向き合うことでモノの整理ができたり、暮らしにあった収納を考えられたりします。



ぜひ片付け本であなたにとって心地よい空間を考えてみてください♡
この記事で紹介した本