物を出すこと・使うこと・しまうことは毎日当たり前に行うこと。
ですが使った物をつい出しっぱなしにしてしまうことはありませんか?
私も使いっぱなし置きっぱなしの常習犯で、
片付けられないのは性格だから仕方ない
とずっと思っていました。
そんな私の出しっぱなし癖が改善できたのは、物がしまいやすい収納にしたからでした。
収納の部分を変えるだけで物をしまうハードルが下がり、出しっぱなし防止につながりますよ◎
この記事では物をしまいやすくする収納のコツを紹介します。
出しっぱなしにしちゃうのは性格のせいかも
そう思っていたあなたも、収納の仕組みを変えれば出しっぱなしが改善できるかもしれません。
また「家族が片付けてくれない」とお悩みの方にもおすすめなので、読んでいただけたら嬉しいです。
片付けのハードルは収納の工夫で下がる
物は収納の仕組みを変えるだけで、しまいやすくすることができます。
たとえばよく使う物なのに高い吊り棚の中にあったら、
- 使うたびに踏み台が必要になる
- 背伸びして取り出す労力がいる
など手間がかかってしまいます。
このひと手間がやっかいになるのが、物を使い終わったとき。
使うときは多少手間をかけて取り出す努力をしても、しまうのがめんどくさくなって出しっぱなしになってしまうのです。
この場合収納する高さを変えることで、めんどくささを減らすことができます◎
このように、
- つい出しっぱなしにしちゃう
- しまうのがめんどくさい
これらは収納の仕組み作りで改善することが可能です。
物がしまいやすくなる収納のコツ
ここでは物がしまいやすくなる収納のコツ、
を解説します。
使う場所の近くに収納する
1つ目のポイントは、使う場所の近くにしまうこと。
使ったあとに出しっぱなしのいちばんの原因は、しまう場所が遠くてめんどくさいことではありませんか?
使う場所としまう場所を近付けることで、使ったあとにスムーズに片付けられるようになります。
我が家のリビングの引き出しには、出かけるときに持ち出す物を収納。
ここに収納しておくと、帰ってきてカバンの中身を整理したときの置きっぱなしがグッと減るんです◎
特にエコバッグは買い物から帰ってきたときについ置きっぱなしにしがちでしたが、パッとしまえるようになったので片づけのハードルが下がりました。
しまいやすい高さに収納する
2つ目のポイントは、物をしまう高さに注目すること。
物を出し入れしやすい高さにしまうことで、使った物をしまいやすくなります。
収納におすすめの高さは、立ったときに目線からひざまでの高さです。
ここは物が出し入れしやすい、収納のゴールデンゾーンと言われています。
高さのある食器棚は、ゴールデンゾーンを意識して食器を配置しています。
食器棚のゴールデンゾーンによく使う食器を収納すると、
- ごはん支度のときにスムーズに出し入れができる
- 食器を洗った後ラクにしまうことができる
などのメリットがあります。
出し入れの頻度が多い物はこのゴールデンゾーンに収納すると、使うときもしまうときもスムーズに出し入れできるのでおすすめです。
しまうスペースに余裕を持たせる
3つ目のポイントは、収納スペースに余裕を持たせること。
いわゆる7割収納というものです
収納スペースいっぱいに物が入っていると、
- 1つの物を出すために何個もの物を出す必要がある
- しまう手間がかかって出しっぱなしになってしまう
こんな問題が出てきてしまいます。
これを解消するために必要なのが、「使うこと」を意識した余裕のある収納スペースです。
特に意識しているのがシンク下の収納。
ごはん作りをしながら立った状態で物を出し入れすることが多いので、そこがスムーズになるように物の量や棚板の高さを調節しています。
ボウル類を重ねればもっと多くの物をしまうこともできますが、ごはん作りをスムーズに進めるために「しまう」よりも「出し入れする」を重視。
「収納=しまう」ではなく、「使うための収納」も大事だと感じています◎
収納の仕組みを考えるときは、ぜひ実際に動きながら出し入れのしやすさを考えてみてください。
おわりに
物の出しっぱなしは性格のせいだと思われがちですが、しまいやすい収納方法を考えることで改善することができます。
片付けられるようになりたい、家族に片付けてほしいと思ったときに、収納の仕組み作りを参考にしていただけたらうれしいです◎
▼収納の仕組みを作る参考本